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4.外部指導者の大会ベンチ入りについて

現在、外部指導者の大会ベンチ入りが認められている種目は8種目であるが、本県としては平成8年度より実施に踏みきった。平成7年度については、外部指導者の補償問題・学校の受け入れ態勢等準猶予期間と言うことで見送っている。また、外部指導者の大会ベンチ入りが認められたことがそのまま「外部指導者を部活動に導入しなければいけない。」と誤解があり、臨時の特別委員会、研究部会等を開催して協議を重ねた。
実際に平成7年度のアンケート(外部指導者の大会ベンチ入りに対するアンケート)と平成8年度のそれとを比較してみると以下の結果として表れている。

 

図?−1平成7年度

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図?−2平成8年度

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平成8年度に関して、賛成の意見としては、次のようなものがあった。
・普段から練習を見てもらっているので、大会ベンチ入りは自然である。
・学校長が認めた人については今後とも積極的に、また、他県と同様な形で推進していって欲しい。
・すべての種目で導入されるべきだ。
また、賛成する人が多いからとか全国の流れだから仕方ないのでは、と消極的な意見も見られた、少し気になる。
条件付き賛成や反対の意見については、外部指導者の導入に際しての意見と同様のものが出されている。

 

資料I−1承認書

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右表については、本県の外部指導者承認書である。本来、年度当初に県中体連に提出するものであるが、本年度が導入承認初年度と言うことで、中体連主催の大会参加申し込みと同時に提出でもよいことになっている。なお、来年度以降については、年度当初に提出という形をとっていくことにしている。提出を必要とする種目については、外部指導者がコーチ・マネージャー・アドバイザー等として、大会ベンチ入りを認められている種目だけでなく、全種目について提出を考えている。
本年度、県中体連に提出された承認書より、特に「学校との係わり」についていくつか紹介したい。

 

 

 

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